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成長戦略

経営方針

すべてのステークホルダーの利益を前提とした事業活動を推進する。

センチュリー21グループ全体で不動産流通市場の拡大・活性化の一翼を担い、
顧客の生活基盤の維持と、住み続けられるまちづくりに貢献する。

成長戦略

1. ネットワークの更なる拡大を目指して

グラフ

ネットワーク拡大の基盤となる店舗数の増加が不可欠です。日本には法人の宅建業者数が11万社以上存在し、その多くは地域に根差した中小の不動産会社です。
より多くの中小不動産会社の成長を通じ、不動産流通市場全体の拡大・活性化とともに顧客サービスの高品質化実現を図るため、全国規模で加盟店舗網の拡大に努め、加入加盟店に対して様々な経営支援・業務支援サービスを提供して参ります。

2. デジタル武装の強化に向けて

当社から加盟店向けに提供されるITツールは毎年改良を重ねており常に進化し続けています。
特に、物件管理と顧客管理両面の業務支援プラットフォーム「21Cloud」は、既に9割以上の加盟店が利用しています。(一部利用を含む)現在、「21Cloud」へのスマホ・タブレットによるコミュニケーション機能の実装開発等を通じて、顧客の利便性や営業スタッフの業務効率化を進めると共に、法令改正への対応、情報セキュリティ対策、イノベーション支援やデジタルデバイド(IT格差)解消支援等、より多くの中小不動産会社が参加できるデジタルプラットフォームの構築を図ります。

3. 広告展開

創業より約40年間に亘り築き上げてきたブランド認知の高さを活かしつつ、顧客の情報取得手段の多様化に合わせて様々な媒体(マスメディアとWebの併用)を用いて顧客への訴求・浸透を図ります。
センチュリー21のサービス内容のさらなる理解を深め、利用意向度の向上を図るために、今後は広告目的の多元化や広告コンテンツの具現化をさらに意識してまいります。

4. サステナビリティの取組

センチュリー21のリースバック 売っても住めるんだワン!!

環境負荷低減への対応など当社としては重要課題(マテリアリティ)を8つに特定し、それぞれに対する具体的な取組みを検討しています。加盟店がお客様の不動産取引を安全に行えるようサポートすることは勿論、お客様の生活基盤の維持と住み続けられるまちづくりへ貢献できるよう、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)といった様々な観点からの課題を強く意識し、企業価値の向上に向けて事業推進してまいります。

5. 物件獲得強化

加盟店の売却物件の獲得支援を強化します。
具体的な施策の一つが、主にシニア層所有物件への関与策として2018年よりスタートしたリースバック「売っても住めるんだワン」となります。リースバックにご関心のある多くのお客様からお問合せをいただいています。
また、一括査定運営企業との提携により、加盟店が一括査定による反響を廉価で獲得できる環境を用意しています。
更に新しい切り口を模索しつつ今後も加盟店の物件獲得支援ツールのラインアップを充実させていきます。

センチュリー21のリースバックはこちら

6. 人材採用支援

当社では加盟店における人材採用を様々な施策により支援しています。
2020年よりYouTube上に人材採用支援専用の「不動産CHANNEL」を開設しました。加盟店経営者、営業スタッフが不動産業務の実情を詳しく説明する動画を配信し、求職者の業界理解をサポートするコンテンツとして多くの登録者を獲得しています。
今後も様々な媒体やツールを活用し加盟店の営業力強化に向けた人材採用支援をさらに充実していきます。

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7. 新規加盟店立上げ支援

異業種から新規参入される企業からのお問合せが近年増えています。そのような企業がスムーズに不動産事業をスタートするための支援をしています。
支援専門チームの個別指導により、新規参入加盟店が抱える様々な課題を解決に導いていきます。これにより、早期業績向上を目指すことが可能な環境を整えています。
また、これらの支援ノウハウについては、既存の加盟店への活用も可能であり、全体の収益拡大に繋げていきます。

8. 国際取引対応

80以上の国と地域に展開するグローバルブランドであるセンチュリー21の国際ネットワークを活用し、ポストコロナに期待されるインバウンド需要に向けて、海外の方への住まいの提供や不動産取引の拡大に貢献していきます。