家にいながらアーティストのパフォーマンスを味わえる配信ライブは、おうち時間を楽しくしてくれる新しい娯楽のひとつです。
しかし、スマホやタブレットで見るライブに違和感があると思ってしまうこともあるのではないでしょうか。
「やっぱり生ライブとは違う……」とがっかりしてしまう前に、配信ライブ用のアイテムについて見直してみませんか。
ライブを聞く環境を整えるだけで、臨場感がぐっとアップするはずです。

パソコン、スマホ、タブレットの画面は小さく、ライブの臨場感を感じるのは難しいものです。
そこで、大型テレビとスマホやタブレットを接続して配信ライブの画面を大きくしてみましょう。大画面で見るライブは、生のパフォーマンスのように迫力があるのではないでしょうか。

・プロジェクターの利用も
大型テレビの代わりにプロジェクターを利用しても、大画面でのライブ配信を楽しむことができます。
大型テレビを置く場所がない、わざわざ高額なテレビを買うのはためらわれるという場合には、プロジェクターを使ってみてはどうでしょうか。
スクリーンとセットでも、テレビに比べ比較的安く手に入ります。スクリーンが用意出来ない場合には、壁にライブ画像を写しても良いでしょう。
また、投影サイズの大きなプロジェクターを使えば、200インチ超えの大画面でライブ画像を投影することも可能です。

HDMIケーブルとは、配信ライブを受信しているパソコン、タブレット、スマホ等とテレビやプロジェクターをつなぐためのアイテムです。HDMIケーブル一本で、映像と音源を送受信できます。
ただし、このHDMIケーブルをつなぐためには送信側のデバイス（パソコン、タブレット、スマホ）と受信側のデバイス（テレビ、プロジェクター）両方にHDMI端子が備わっていなくてはなりません。

・デバイスにHDMI端子がない場合
もしデバイスにHDMI端子がない場合は、USB端子をHDMI端子に変換する機器を使ってみましょう。
また、HDMIケーブルに頼らず、Wi-Fi機能を備えたテレビ、プロジェクターで配信ライブを受信する方法もあります。

ライブの臨場感を演出するのは、映像だけではありません。音もまた、ライブを構成する重要な要素です。
スマホやパソコンのスピーカーでは味わえない音を楽しむためには、高音質のスピーカーが必要です。音を増幅させるアンプが内蔵されているスピーカーなら、手軽に迫力ある音を出すことができます。

・住まいの環境によってはヘッドホンやイヤホンを使おう
スピーカーを使うと、大きな音が周囲に広がります。アパート暮らしなど住まいの環境によっては、周りに音が漏れないか気になることもあるでしょう。深夜のライブ視聴には特に配慮が必要です。
そんなときには、高音質のイヤホンやヘッドホンを代わりに使ってみてはいかがですか。
周囲を気にせず、良い音を楽しむことができます。
ワイヤレスイヤホンを選べば、イヤホンジャックのないスマホでも接続が可能です。

配信ライブを楽しむためには、雰囲気づくりも重要ではないでしょうか。
ライブツアーのTシャツを着たり、ペンライトやサイリウムを手元に用意してみたりするのもライブの気分を盛り上げる助けになるでしょう。
生ライブでは、ちょっと気になる周りの目もオンラインなら気にする必要はまったくありません。
ライブグッズ片手にパフォーマンスに合わせて、思い切り体を動かしてみてはいかがですか。

迫力のある映像と臨場感ある音を出力できる環境が整えば、自宅でのライブ視聴でも生ライブに近い臨場感を味わうことができるでしょう。
オンラインでのライブ参加には、交通費がかからない、人目を気にせず没頭できるというメリットも沢山あります。
さまざまなアイテムを駆使して、配信ライブならではの楽しみ方を見つけてください。