熱中症になりやすいのはお風呂やキッチン!? 夏の暑さを乗り切るアイデア6選

熱中症
夏の暑い日は冷房のきいた快適な室内で過ごしたいものですね。
しかしそんな快適な家の中でも熱中症になる可能性があります。
とくにお風呂やキッチンは要注意スポットといわれています。
家の中で体調を崩さないためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。
今回は熱中症に関する知識や、暑い夏を乗り切るために家の中で実践できるアイデアをご紹介します。

熱中症を知ろう

熱中症とは、体温調節などがうまくいかないために引き起こされる症状のことです。
高温多湿の環境では体内で水分と塩分のバランスが崩れ、正常に熱を放出できなくなることがあります。
まったく汗をかかなかったり汗がおさまらなかったり、といった異変が見られたら熱中症かもしれません。
他にも重度になるとめまいや吐き気、筋肉のけいれんなど、程度によってさまざまな症状が見られます。

お風呂やキッチンは要注意!

熱中症
家の中でも熱中症には注意が必要です。国立環境研究所が2015年に行った調査では、熱中症患者の内約50%の女性、約33%の男性が家の中で熱中症にかかっていました。
とくにお風呂は気密性が高く、高温多湿になりやすい場所のひとつ。入浴前後に水分補給をしないと熱中症になる可能性があります。

キッチンは火を使うため気温が上がりやすく、調理中の蒸気で湿度も高くなりがちです。
換気扇を回したり窓を開けたりして、空気の通り道をつくりましょう。コンロの代わりにできるだけ電子レンジを使うのも効果的です。
また、調理をしながらも水分補給をこまめにしましょう。もしくは体を冷やせるグッズを使用しながら調理するのも良い対策です。

熱中症にかかってしまったら

熱中症
熱中症にかかった場合は涼しい場所で安静にして、水分と塩分を補給しましょう。
なるべく薄着になり、タオルにくるんだ保冷剤を首筋やわきなどに当てるのも効果的です。
皮膚に水をかけ、うちわやタオルであおいでも体温を下げることができます。

暑い夏を乗り切るアイデア6選

熱中症
家の中で熱中症を予防するには、どうすればいいのでしょうか。
暑い夏を元気に乗り切るためのアイデアをご紹介します。

1. こまめな水分補給
人間は1日1.2リットルの水分を飲む必要があると考えられています。入浴中や睡眠中も水分が失われるので、のどが渇いていなくても水分補給を心がけましょう。
ただし、お酒は利尿作用があるため適していません。お茶は医療施設では推奨していますが、同じく利尿作用があるので最適とはいいかねるようです。甘いジュースも吸収されるまでに時間がかかるので避けましょう。

2. 適度な塩分補給
汗をかくと体内の塩分も失われるため、塩飴などを携帯して、定期的に塩分を補給しましょう。ただし、摂取しすぎると体調を崩すおそれがあります。塩分を含んだ調味料を適度に使い、食事の中で摂取するといいでしょう。

3. ぬるま湯10分の入浴
お風呂の入り方を工夫すると、汗をかきやすい身体をつくることができます。
長時間の入浴や高温のお湯は身体への負担が大きいので、39度ほどのぬるま湯に約10分つかるといいでしょう。すると血液循環がよくなり、うっすらと汗をかいてきます。入浴前後は水分補給をお忘れなく。

4. 冷房や扇風機の使用
電気代がもったいないからと冷房の使用を控えていると、熱中症になることがあります。我慢せずに冷房を使いましょう。
扇風機を併用すると室内を効率よく冷やすことができます。外との気温差が大きくなりすぎないよう、室温28度を目安にするといいでしょう。

5. 睡眠はしっかりとる
睡眠不足により体力などが低下すると、熱中症にかかるリスクが高まります。寝ている間も冷房を使い、室温28度、湿度50〜60%を保ちましょう。
体を冷やしすぎるのも良くないので、冷え性の方は夏こそ睡眠時にレッグウォーマーを使ってください。

6. バランスのいい食事
栄養が不足すると免疫力が落ち、熱中症にかかりやすくなることもあるといわれています。とくに不足しがちなビタミンB1、ビタミンC、クエン酸を積極的に食事に取り入れてみましょう。
ビタミンB1は豚肉、大豆製品、玄米などに含まれており、炭水化物などの糖分をエネルギーに変える手助けをするといわれています。水溶性で熱にも弱いので、加熱しすぎないようにしましょう。
また、ビタミンCには免疫力を高める効果があるといわれており、柑橘類や緑黄色野菜などに含まれています。熱に弱いため、サラダなど生の状態で食べるといいでしょう。
クエン酸はミネラルの吸収を手助けする効果があるといわれており、柑橘類や酢、梅などに含まれています。
毎日の食事に塩分も考慮するとひと粒の梅干を加えるだけでも効果が期待できます。
時間が経つと体外に流れてしまうので、こまめに摂取したい栄養素です。

以上の栄養を取り入れるためには、ビタミンB1なら生姜焼きやポークジンジャーにたっぷりの野菜サラダ。
ビタミンCならパプリカのポタージュや小松菜・バナナ・ハチミツのスムージーなどたくさんのレシピがあります。日々の食事に取り入れてみてください。

家の中で熱中症にかからないようにするためには、毎日のちょっとした心がけが大切です。
夏を楽しく過ごすためにも、前述したアイデアを実践してみてはどうでしょうか?

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