ワーキングマザーが職場で活躍するために、身に着けておきたいコミュニケーション術

コミュニケーション術
育児休業を終えて職場に復帰したものの、職場の仲間とぎくしゃくして仕事がはかどらない、とお悩みの方はいませんか?
エン・ジャパン(株)が運営する総合求人・転職支援サービス『エン転職』( https://employment.en-japan.com/)上で、サイト利用者を対象におこなった調査によると、約半数のワーママが職場でのコミュニケーションに困っていることが分かります。
しかし時短勤務や突然の欠勤・早退が多く時間的な余裕がないワーママこそ、仕事を円滑に進めるためには職場でのコミュニケーションが重要です。
ワーママが職場で活躍するために、上司や同僚の協力を得やすくなるコミュニケーション術について考えてみましょう。

困っているのはワーママだけじゃない、職場でのコミュニケーション問題

仕事と子育てを両立して職場で活躍したいと思っているワーママは、忙しい中でも自分の仕事をしっかりこなそうと日々頑張っていると思います。
そんななかで上司や同僚とのコミュニケーションが十分に取れずにいると、周囲の協力が得られず自分一人が頑張っているだけのように感じる方もいるでしょう。
しかし、コミュニケーション不足で困っているのはワーママ本人だけでなく、一緒に働く上司や同僚たちも同じかもしれません。
上記の調査では、ワーママと一緒に働いたことがある方に聞いた「仕事や周囲とのコミュニケーションの中で、ワーママに意識して欲しいこと」と、ワーママ本人が「意識したいこと」の内容にギャップがありました。
(参考:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2015/3151.html 図2)
コミュニケーション術
「仕事や周囲とのコミュニケーションの中で、ワーママに意識して欲しいこと(ワーママ自身は意識したいこと)は何ですか?※複数回答可」)の回答には、「自分に求められる任務を完遂すること」(ワーママ以外60%、ワーママ67%)や、「業務を抱え込まない」(ワーママ以外82%、ワーママ38%)とあります。
自分の仕事を完遂しようとするワーママと同じように、周囲もワーママの働きに期待しています。
そして一人で頑張ろうとしているワーママに対して、職場のメンバーはもっと業務をオープンにして周囲に頼ってほしいと思っている様子がうかがえます。
このような職場での「コミュニケーションのすれ違い」を解消し、ワーママがもっと職場で活躍できる方法を考えてみましょう。

業務を抱え込まずに「見える化」する

業務を抱え込まないために、具体的にできることは何でしょうか。
まずは、情報を共有して自分の仕事を「見える化」することです。
急な休みや早退に備えて、仲間がフォローしやすいよう仕事の進捗を「見える化」し、情報共有できるようにしましょう。
こまめに業務日誌や報告書を書く、書類は分かりやすい場所に保管する、メールは必ずCCを入れるなど、日々の些細な習慣が大切です。
情報共有する際は、ほかの人が見ても分かりやすい形に情報を整理しておくことも重要です。
メールやドキュメントはプロジェクト別・タスク別にタグをつけて検索しやすくする、優先度を表示するなど工夫しましょう。
メールやドキュメントは社外からアクセスできる状態にしておくと、在宅勤務やテレワークに移行した場合もスムーズな情報共有が可能です。上司や社内のシステム担当者と相談してみましょう。

忙しくても時間を決めてコミュニケーションの時間を取る

コミュニケーション術
時間がなく忙しいからといって、自分のデスクから片時も離れず仕事を続けるのも決して正しい方法ではありません。
直接話をすることでメールや報告書では伝えにくい情報を共有できるため、これも業務の「見える化」につながります。
また仕事上で重要な決断をする場合には、自分の持っている情報を共有するだけでなく、社内の状況を良く知っておくことも大切です。
ランチタイムや短い休憩時間を利用して、直属の上司や、職場の情報や話題の中心にいる人、一緒に行う業務の多い人などとコミュニケーションをとる時間を積極的に作りましょう。
プライベートな話題の雑談でも、のちに役立つことがあります。
例えば「保育園で風邪が流行っているので、今後うちの子も風邪をひいて自分が欠勤することになるかもしれない」など、私的な懸念事項を早めに共有しておくと、いざトラブルが起こった時に対処しやすくなります。

どんなときも笑顔と感謝の言葉を忘れずに

コミュニケーション術
仕事と育児、どちらも完璧にしたいと頑張りすぎていませんか?
ときには弱みを見せて、周囲の協力を得ることも重要です。
職場に子育ての先輩がいたら、自分の子育ての悩みを相談してみるのも良いでしょう。
不思議なことに、自分の悩みを話すことで周囲の人もあなたに相談を持ち掛けやすくなり、あなたを頼りにするようになります。
そして、周囲の協力に対して感謝を忘れずにいましょう。ワーママに限らず、明るい人、笑顔を絶やさない人は話しかけやすく、コミュニケーションも取りやすくなります。育児で疲れていても、できるだけイライラを外に出さないように努力したいですね。
職場で働きやすい環境を整えて活躍できれば、プライベートの時間は安心して家族と過ごせます。
メリハリをつけた働き方で、充実したワーママ・ライフを目指しましょう。

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